持続可能な社会を実現するために私たちが常に心がけていること
見やすく読みまちがえにくい
編集方針/目次
企業目的・方針
トップメッセージ
製品品質の革新
LSI 事業 コミットメント LSI 事業 ハイライト
ディスクリート・モジュール事業 コミットメント ディスクリート・モジュール事業 ハイライト
次世代技術の研究開発
会社情報
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ロ ー ム は、製 品 品 質 と 経 営 品 質 の「革 新(innovation)」を通じて持続可能な社会の実現 に貢献することを目指しています。そこで、この 目標に向かっての進捗をステークホルダーの 皆様に報告し、ロームグループへの理解を深め て い た だ くた め に「Innovation Report」を 2012年度から発行しています。
なお、ロームは、2001年度から「環境報告書」 を発行し、2007年度からは「CSRレポート」に 改めて2011年度まで発行しました。本レポー トは、これらをさらに発展させたものです。
・GRI「サステナビリティレポーティングガイド ライン 第3.1版」
・財団法人日本規格協会「ISO26000:2010」 ・環境省「環境報告ガイドライン2007年度版」 ・EICC行動規範 Ver.4.0
■業績・財務情報について
法定の各種報告書のほか、「半期ごとの報告書」「ア ニュアルレポート」を発行し、これらのPDFをホーム ページにも掲載しています。
企業情報
http://www.rohm.co.jp/web/japan/about-rohm CSRへの取り組み
http://www.rohm.co.jp/web/japan/csr1 株主・投資家情報
http://www.rohm.co.jp/web/japan/investor-relations ■CSR情報について
ホームページには「CSRへの取り組み」として、本レポー トに掲載していない情報も掲載しています。また、環境 保全に関する詳細情報も「環境データブック(PDF)」 として掲載しています。
本レポートとの関係は下図のとおりです。 2014年6月
(次回:2015年6月予定 前回:2013年6月) ローム株式会社およびロームグループ各社 (国内・海外関係会社)
編集方針
目 次
本レポート
ホームページ
ス
テ
ー
ク
ホ
ル
ダ
ー
の
皆
様
に
と
っ
て
の
重
要
度
ロームグループにとっての重要度
高
高
本レポート発行の目的
報告対象組織
報告対象期間
発行時期
参考にしたガイドラインなど
他の報告媒体との関係
一部、この期間前後の事象・取り組みも報告しています。 2013年度(2013年4月1日∼2014年3月31日)
経営品質の革新
CSR コミットメント
CSR活動 ハイライト 組織統治
人権/労働慣行 環境
公正な事業慣行
消費者課題(お客様への対応)
コミュニティへの参画および発展 CSRの目標・計画と実績
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ROHM Group
Innovation Report 2014
Management Quality
Innovation
Product Quality Innovation
企業をはじめとする組織体が責任ある創造 的なリーダーシップを発揮することによって 持続可能な発展を実現することを目指した 国際的なイニシアティブ。UNGC を支持す る企業は、「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」 の4 分野にわたる10 原則を実現することが 求められます。
国連グローバル・コンパクト(UNGC)とは
ロームグループは、社会から信頼され、期待される企業であるために、 創業当初から掲げている企業目的をすべての社員に浸透させています。
創業以来、情報化社会の進展や価値観の多様化など、企業を取り巻く環境は変化していますが、 これらの方針は不変かつ、事業活動の原動力となっています。
さらにこの企業目的を達成するための方針が定められており、事業活動の指針となっています。
企業目的・方針
われわれは、つねに品質を第一とする。
いかなる困難があろうとも、
良い商品を国の内外へ永続かつ大量に供給し、
文化の進歩向上に貢献することを目的とする。
社内一体となって、品質保証活動の徹底化を図り、適正な利潤を確保する。
世界をリードする商品をつくるために、あらゆる部門の固有技術を高め、もって企業の発展を期する。 健全かつ安定な生活を確保し、豊かな人間性と知性をみがき、もって社会に貢献する。
広く有能なる人材を求め、育成し、企業の恒久的な繁栄の礎とする。
1. 社内標準化を全社的に推進し、データによる管理体制を確立する。 2. 総合的かつ継続的な調査活動を行い、新技術、新製品の開発に努める。 3. 企業活動のあらゆる分野において、統計的方法を積極的に活用する。 4. すべての工程において、品質保証の体制を確立する。
5. つねに生産方式の近代化を図り、製品のコスト低減に努める。
6. 材料、半成品の購入に際しては、契約によって納入者に品質保証をさせること。
1. 経営者、管理者、監督者、一般従業員たるを問わず、絶えず新しい知識の吸収に努め、 広い視野に立って科学的に判断のできる人を育成する。
2. 知識と経験を生かし、その道の第一人者としての仕事に徹する人を育成する。 3. 逆境にあっても、つねに活路を見出し、積極的に目的を貫く人を育成する。 4. 全体の個であることに徹し、チームワークとしての成果を優先する人を育成する。
1. 全従業員は、あらゆる機会をとらえて自己の啓発に努力しなければならない。
2. あらゆる指導的立場にある者は、いかなるときも模範となる行動態度を自ら示さなければならない。 3. 教育訓練は、直接上司が日常業務を通じて行うものを主体とし、あわせて職場外教育訓練を実施する。 4. 各階層の長は、部下を正しく評価し、効果的な教育訓練を計画的かつ継続的に行う。
5. 各階層の長の評価は、部下に対する教育訓練の効果の程度によって行われることを原則とする。
経営基本方針
品質管理基本方針
教育訓練基本目標
トップメッセージ
世界ではサステナビリティ(持続可能性)の重要性が認識 され、さまざまな社会的な課題を解決しつつ、企業活動を実践 していくCSV(共通価値の創造)という考え方が広がっています。
われわれロームは、創業時より掲げる「企業目的」に基づ き、品質を第一とした良い製品の供給やモノづくりを通じ て、文化の進歩向上に貢献できるよう、世界を舞台に挑戦 を続けてまいりました。創業から50余年、企業規模や経営 環境は大きく変化しましたが、これらの考えは不変であり、 ロームのDNAとして連綿と受け継がれています。
企業活動を支えるのは、何よりも「人」であり、品質や環 境問題などに妥協することなく真摯に取り組む姿勢ともい えます。その規範と言えるのが「経営基本方針」の一節に示 された、この言葉です。
知識や専門性を追求するだけでなく、倫理観や向上心、 謙虚さといった豊かな人間性を併せ持つことが重要だと考 えています。心技体でバランスのとれた人材を育て、ロー ムのDNAを伝承していくことにより、あらゆる面で高品質 かつ公正な企業活動を進めてまいります。
創業時から受け継がれる
ロームのCSV
「われわれは品質を
第一とする」
「豊かな人間性と
知性をみがき、
もって社会に
貢献する」
ロームは、製品を通じて社会に貢献するため、省エネル ギー、小型化、安全、快適などをキーワードに数多くの革新 的な製品を供給してまいりました。
なかでも電子化が進む自動車分野や着実な成長を続け る産業機器分野は、ロームが培ってきた高品質、高信頼性、 安定供給が求められる市場であり、重点的に取り組んでお ります。特に注目されているのが、エコカー分野やエネル ギー分野(太陽光発電や風力発電、変電所など)で数多く発 生する電力変換ロスを劇的に改善するパワーデバイスです。 SiC(シリコンカーバイド)を中心に世界をリードするパ ワーデバイスを次々と開発するとともに、高い技術力と豊 富な経験を積んだアナログエンジニアが世界最先端のプ ロセスを駆使し、トップクラスの性能を誇るアナログパワー LSIを生み出しています。
さらに、これらを組み合わせるモジュール技術を融合さ せることで、より高効率かつ低損失の製品を提供し、社会全 体の省エネルギー化に貢献してまいります。
普及が進むスマートフォンや市場拡大が期待されるウエア ラブル端末など、電子機器の劇的な進化を支えるうえで重 要となるのが超小型電子部品です。更なる小型化ニーズに こたえ、全く新しい発想の工法・技術を取り入れた世界最小 部品「RASMID(ラスミッド)シリーズ」の量産をスタートしま®
した。世界トップシェアを誇る小信号ディスクリート製品の拡充 と合わせ、革新的かつ高付加価値の製品提供を進めています。 国内外での導入が進むLED照明分野においては、業界最 高の発光効率を誇る直管LED照明のほか、無線技術を活 かした新しい照明システムの提案などで、オフィスや工場か ら住宅に至るまで、省エネルギーかつ快適な明かりを提供 しています。
さらに、スマートフォンやセキュリティシステム、医療機器 など、さまざまな用途で需要が拡大しているセンシングデ バイス分野においては、ロームグループのラピスセミコン
ダクタ株式会社やKionix社と連携し、センサだけでなく、 無線通信技術やローパワーマイコンを活かしたセンサネッ トワーク構築に向けた取り組みを強化しています。
ロームグループでは、開発から製造までを一貫してグルー プ内で行う「垂直統合型」システムを採用していますが、これ は品質を何よりも優先するというロームの企業目的の象徴で あり、モノづくりを通じた安心の提供であると考えております。 また、過去の自然災害を教訓に、いかなるリスクが発生し た場合でも影響を最小限にとどめ、お客様の要求納期を守 る供給体制を維持するため、設備の防災化、生産拠点の再 配置、全社的なBCP(事業継続計画)訓練などを実施して います。製品供給の面では、「多拠点生産」と「在庫管理」を 徹底するとともに、あらゆるリスクを徹底的に検証し、対策 を進めています。
経営品質を高める取り組みとして、ロームグループを横 断するCSR委員会の組織整備を行うとともに、電子業界の CSR規範であるEICC行動規範に準拠した活動にも積極的 に取り組んでいます。近年は、外部監査に加えて、ローム グループ全体のEICC行動規範への適合状況を自己検証 する内部監査を徹底しています。
ロームグループはこれからも「企業目的」「経営基本方 針」を遂行し、あらゆる品質を高めるとともに新たなチャ レンジを続けることで、社会に貢献してまいります。
すべての工程で
高い品質を作り込み、
トレーサビリティと
安定供給を実現
小型、安全、快適性への貢献
革新的な新製品開発により
社会的価値を創造
企業目的の実践により、
あらゆる品質を高める
代表取締役社長
澤村 諭
Silicon Ingot CAD Photo Mask Wafer Frame Assembly Line
Siliil I t Silicon Ingot Si on ng t
CADA asksk o Mas o Ma hoto hoto Ph Phh o ask
er er Wafe Wafe W W W e F Fram Fram F Fram Fram Fram
Frammm
Fram
Framam Fram F mmeeeeeeeeeeeee
F F F F F F F
F mmmmmmmm
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As
Assse
Asssss
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Ass Assessess Ass Ass As AssssessmblymblymblylylyLiLinLinLLLinLinLinLiLinLinLLiniinnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnneeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
A A A A A A A
A eee bbb LLLLLL eeeeeeee
Wafer
Wafer Process
aferr
グループの総力をあげて供給責任を果たします
安定供給
ロームグループでは、市場の状況をとらえ、求められる製品の供給責任を果たして います。一貫生産を軸に垂直統合型生産体制で、製造工程を自社で管理しており、 このことにより、一般のファブレスメーカやファンダリメーカと比べ、
外部から影響を受けにくい体制を構築しています。 多拠点生産体制や、災害時対応の安全在庫の保有などの
BCM(事業継続マネジメント)体制を整え、お客様への安定供給に努めています。
垂直統合型生産体制が実現する
高品質
・
安定供給
全てのプロセスで高品質を実現します
ロームは企業目的に「品質第一」を掲げ、追求しています。「垂直統合型生産体制」 によりグループ内で開発・設計、ウエハ製造を含めた生産、販売・サービスまでを 行い、全てのプロセスで品質を高める活動に取り組んでいます。
同時に卓越したトレーサビリティも実現しており、
お客様に安心して製品をお使いいただける体制を整えています。
高品質
シリコンインゴット の引き上げからウエ ハを製造 シリコン原石シリ ン原石 原材料のこだわり
ICチップデザインレイアウトからフォトマ スク製造まで一貫した品質管理で高品質 を追求
内製フォトマスク
品質つくりこみのため、リードフレー ム打ち抜き用の金型リードフレーム、 そして、モールドの金型も全て内製
内製金型・リードフレーム
SiCrystal社は2009年ローム グループの一員となったドイツの SiC単結晶ウエハメーカ。
SiC
S
S
SiC
S
C
C
S
S
S
S
S
S
S
S
S
i
i
i
C
C
C
S
S
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C
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S
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SiC
SiC
S
S C
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C
C
C
C
Si
S
S
S
S
S
S
Si
Si
S
Si
S
S
Si
Si
S
S
シリコン カーバイド
製
品
品
質
の
革
新
製品品質の革新
ロームグループの製品群
ロームグループでは社会的な課題の解決に貢献できる 革新的な製品の開発を目指しています。
IC メモリ
アンプ / リニア パワーマネジメント クロック / タイマ
スイッチ / マルチプレクサ / ロジック データコンバータ
センサ / MEMS 表示用 ドライバ
モータ / アクチュエータ ドライバ インターフェース
通信用LSI (LAPIS) オーディオ / ビデオ 音声合成LSI (LAPIS) マイクロコントローラ (LAPIS)
個別半導体 トランジスタ
ダイオード パワーデバイス SiCパワーデバイス IGBT
光半導体
LED(発光ダイオード) LEDディスプレイ 半導体レーザ 光センサ
IrDA 赤外線通信モジュール リモコン受光モジュール
電子部品 抵抗器
タンタルコンデンサ モジュール パワーモジュール 無線通信モジュール
コンタクトイメージセンサヘッド サーマルプリントヘッド
電池不要 無線通信モジュール(EnOcean) セット製品
LED照明
バナリスト(血液分析システム)
Innovation
Product Quality
Packaging
生産システムの自社開発
生産システムを自社で開発し、お客様のニーズにきめ細か くおこたえしています。
生産システムの開発を自社で対応
全ての生産拠点でリスク検証を元に診断し、BCM体制を 強化し続けています。
BCM体制
地震・津波
自然災害
洪水・豪雨
落 雷
政情不安 インフラ
問題 その他
台風・強風・ 竜巻
霧・黄砂・ 大雪
火災・爆発
生産拠点
問
多拠点生産 在庫の確保
継続供給
P28「リスクマネジメント・BCM」ご参照 CSP、BGA、COC、COF、スタックドパッ
ケージまで最先端のアッセンブリ技術
最先端パッケージ
■
LSI事業
■
次世代技術の研究開発
■
ディスクリート
・
モジュール事業
LSI事業 コミットメント
ローム株式会社 取締役 LSI生産本部
本部長
松本 功
LSI事業においては、ロームが得意とするアナログ技 術をいかした「アナログパワーLSI」の開発に注力して います。電源LSIやモータドライバに代表されるアナロ グパワーLSIは、各種電子機器の電力変換やモータ駆 動の高効率化、低損失化において重要な役割を担って おり、タブレットPCなどのIT機器をはじめ、自動車や産 業機器まで幅広く採用いただいています。
その性能向上のためには、個々のエンジニアの高い 技術力や豊富な経験とともに、高耐圧や微細化など開 発ニーズに合った製造プロセスの構築が重要となりま す。ロームでは、アナログパワーLSIに最適な高耐圧と 微細化を両立した「BiCDMOSプロセス」を有し、プロ セス技術と回路設計のすり合わせで高性能・高品質な 製品を生み出しています。
製品開発を支えるのは、高品質・高信頼性を追求し た「垂直統合型」の生産ラインです。ロームでは、ウエハ
のインゴット引き上げから完成品に至るまでのあらゆ る工程で高い品質をつくり込んでいます。また、開発・ 設計のエンジニアと製造のエンジニアが一丸となり、 プロセス技術や工場特性を最大限に引き出し、他社に 真似のできない特性と品質を保証することが可能に なっています。
これらの垂直統合型生産体制は、自動車など、高い 品質レベルが求められる市場において着実に実績を積 み上げてきました。今後も社会の課題を解決する製品 開発を進めるのはもちろん、高品質・高信頼の生産 ラインをあらゆる製品に展開し、モノづくりを通じて 社会に貢献してまいります。
またロームは、ディスクリート電子部品からLSI、モ ジュール技術まで持っており、システムレベルでの製品 提案できるのが大きな強みです。ラピスセミコンダク タ株式会社やKionix社なども含め、ロームグループの 総合力を活かしたシステム提案力により、付加価値の 高い製品開発を加速してまいります。
あらゆる製品に
おいて高い品質を
お約束します。
高性能なBiCDMOSプロセス
垂直統合でのモノづくりが
高品質の源泉
パワーマネジメントIC
高効率なアナログパワー技術で
省エネに貢献
さまざまな電子機器の省エネ化の鍵を握るパワーマネジメントIC。 ロームは、2次側電源で培った技術を1次側電源にも展開し、 あらゆる電力変換を高効率でサポート。
電源システム全体の最適化と、省エネに貢献します。
モータドライバICのトップメーカとして、高効率・高性能な製品をラインアップ。 さまざまなアプリケーションに対応します。
モータドライバ・制御IC
LSI事業 ハイライト
Analog power
■DCブラシモータドライバ
■ステッピングモータドライバ
■ODD用ドライバ
■プリンタ用ドライバ
■三相ブラシレスモータドライバ
■ファンモータドライバ
■デジタルスチルカメラ用ドライバ
■カメラモジュール用レンズドライバ
高性能アナログパワーを支える
新プロセスを開発
アナログとデジタルを1チップに搭載可能な「BiCDMOSプロセ ス」の、最先端ラインが完成しました。
デジタル領域を従来の0.35μmから、一気に0.13μmに進化 させたことにより、アナログマネジメントの高機能化や小型化が 可能となり、セットの劇的な省エネ化や多機能化に貢献します。
1次側電源
2次側電源
CPU
Liバッテリ メモリ
キーボード など入出力
ジメントIC。 開し、
U
テリ リ
ード 出力
高効率・低ノイズの パワーマネジメントICを実現ワ マネジメントICを実現 パ
交流を直流
に変換 セットに最適な電圧に変換 アプリケーションに最適な電圧に変換
+
+
製
品
品
質
の
革
新
LSI技術 パッケージ、モジュール技術
高効率
スイッチング 高速スイッチング低オン抵抗・ 豊富なパッケージラインアップ
ディスクリート技術
AC/DC DC/DC システム電源
LDO
チャージャ
Bipolar
アナログ回路を受け持つCMOS
マイコン等のロジック 回路を受け持つ
DMOS
高耐圧・大電流の出力部を受け持つBiCDMOS
BiCDMOS
1
チ
ッ
プ
に
LINEAR
LOGIC
カテゴリトップメーカとの協業
LSI事業 ハイライト
技術融合で進化し続けるロームグループ
ロームとラピスセミコンダクタ株式会社、Kionix社は、それぞれの強みを活かし、
融合することで次世代に向けた新製品を次々と生み出しています。
ロームはかねてよりデバイス単体での提案ではなく、LSIのほかディスクリート・モジュールまで持つ強みを活かし、 デジタル技術、アナログ技術を融合させた総合的なソリューション提案に取り組んでいます。近年は、CPUメーカと 開発段階から協業することでシステム全体の最適化を実現し、お客様のニーズに対応しています。
2013年9月、グローバル車載市場で高いシェア をもつフリースケール・セミコンダクタ社様 と協業スタート。車載品質ICやディスクリート 部品でCPUをサポート。
フリースケール・セミコンダクタ社様
Synergy
インテル社様
2008年ごろから協力を開始、自動車・産業機器など組み込み機器 向けのチップセット&リファレンスボードのほか、タブレット向けや カーインフォテイメント向けの電源ICなどを開発。
システム全体の最適化により省エネ化に貢献
組込み機器向けの開発時間を短縮する
高信頼性ICおよび ディスクリート製品
タブレットの長時間駆動を支える
自動車の高性能化をサポート
インテル® AtomTM プロセッサー E600シリーズ用 チップセット&リファレンスボード
次世代のインテル® AtomTM プロセッサー用 低消費電力パワーマネジメントIC
および 製品
カテゴリトップメーカとの協業
融合することで次世代に向けた新製品を次々と生み出しています。
省電力を極めた
デジタル技術 世界屈指の 超高精度なセンサ技術 アナログ技術
センシングソリューション
安全・快適・スマートな生活を実現する
製
品
品
質
の
革
新
HEMS
BEMS
ロームグループが有する豊富なセンサ群を活かす制御ICや無線通信技術で新しい社会の創造に貢献します。
新しい社会の創造に貢献
エネルギー
基幹施設
食料 医療・健康
農業
火災防止 電力
教育
Wi-Fi ZigBee®
Bluetooth®
Low Energy EnOcean
Sub-GHz 不揮発性
ロジック コントローラマイクロ
パワーマネジメント
通信LSI
メモリ
静電 照度 近接 温度
ホール ジャイロ 加速度
UV 地磁気
豊富なセンサ群
LSI技術 無線通信技術
物流
建設
不揮発性
ロジック コントローラマイクロ 通信LSI
FA
Wi-Fi ZigBee®
Bluetooth®
EnOcean
LSI技術
豊富な センサ群
ディスクリート・モジュール事業においては、ローム の強みである小型・ローパワー分野の技術を追求する とともに、大電力・高耐圧化に対応するパワーデバイス の拡充・強化を進めております。
小型・ローパワーの分野では、抵抗器やトランジス タ、ダイオードにおいて高い信頼性が認められ、世界中 の自動車関連市場で採用が進んでいます。
またかねてよりさまざまなディスクリートデバイスで 世界最小サイズを実現し、電子機器の小型化や高機能 化に貢献してまいりましたが、この度まったく新しい工 法・技術を取り入れた世界最小部品「RASMID®(ラス
ミッド)」シリーズの量産化に成功しました。普及の進む スマートフォンやタブレットはもちろん、市場拡大が期 待されるウエアラブル機器の軽量化や高機能化に大 きく貢献いたします。
パワーデバイス分野は、劇的な低損失化を実現する SiC(シリコンカーバイド)を中心に他社にない幅広い 製品展開の強化を図っております。2014年には、独自 のパワーデバイス技術とLSIによる制御技術、そしてこ れらを組み合わせるモジュール技術の3つの技術を融 合し、お客様に最適なパワーソリューションを提供する ため、新たにパワーデバイス製造部を組織しました。 太陽光発電や風力発電、変電所、電気自動車など、さ まざまな箇所で発生する電力変換ロスを劇的に改善す る優れた新製品を開発し、広く社会に供給することで、 社会全体の省エネルギー化に貢献していきたいと考え ています。
今後も独自の最新鋭・高効率の製造ラインを積極的 に導入して、品質の安定と生産性を向上させるととも に、LSI技術との融合やモジュール化技術を活かした技 術提案、製品提供を加速してまいります。
ディスクリート
・
モジュール事業 コミットメント
ローム株式会社 取締役 ディスクリート・モジュール生産本部 本部長
東 克己
小型・ローパワーの
追求により革新的な
世界最小デバイスを実現
社会全体の省エネルギー化に
貢献するパワーデバイスの
開発を加速
小型化と
ディスクリート
・
モジュール事業 ハイライト
超小型・ローパワー技術の追求と、
省エネ パワーデバイスのラインアップ拡充
市場の小型化要求に対し、世界最小シリーズとしてラインアップの拡充を図っています。 スマートフォン、ウエアラブル機器など電子機器の小型・薄型化に貢献しています。
トランジスタ、ダイオードをはじめディスクリートの小型化技術を革新
パワーデバイスのラインアップ強化
業界をリードするSiCパワーデバイスは、風力発電などの再生可能エネルギーや変電所 といった大電力域での省エネ化を実現できるデバイスとして期待が集まっています。ライ ンアップ強化を進めるとともに、SiCウエハの6インチ化による生産効率の向上も図り、普 及に向けて積極的な対応を実施しています。また、既存のシリコンデバイスについても、高 耐圧化を進めており、パワー半導体全体でのラインアップを揃え、お客様の用途に応じた 最高なソリューションを提供します。
トランジスタ / ダイオード
世界トップの小型・ローパワー技術でさらなる躍進
Discrete Semiconductors / Passive Components / Opto Electronics
SiC MOSFET
HybridMOS
SJ MOSFET
IGBT
ルギーや変電所 っています。ライ の向上も図り、普 スについても、高 様の用途に応じた ています。
す。
る躍進
※ローム調べ
SiC MOSFET ”フル”SiC パワーモジュール”フル”SiC パワーモジュール SiC MOSFET
SiC MOS
100 1k 10k 100k
100k
10k 1M 周波数(Hz)
世界最先端製品 量産中
S
S
SFEET
量産中
HybrridMMOOSS
SJ MOSFET
世界初量産
量産中
IGBT
パ
ワ
ー
︵VA
︶
製
品
品
質
の
革
新
ダイオード チップ抵抗器
導電性高分子タンタルコンデンサ HMDパッケージ 複数のダイオードを1チップ化
2.4×0.8㎜
薄さ 0.3㎜ 1.6×0.8㎜薄さ 0.3㎜ 1.6×0.85㎜薄さ 0.8㎜
SMR003
HMD12(6チップ搭載) HMD8(4チップ搭載) TCSO(Mケース)
世界最小※
世界最小※
世界 最小 ※
世界 最小 ※
世界 最小 ※ RASMID®シリーズ
ローム独自の新工法を用いて小型化を実 現し、驚異的な寸法精度を誇る世界最小 部品シリーズ
超小型低背チップLED タンタルコンデンサ
1.0×0.6㎜ 薄さ 0.2㎜ PICOLED®シリーズ
トランジスタ
0.6×0.4㎜ 薄さ 0.36㎜ VML0604
1.0×0.5㎜ 薄さ 0.6㎜ TUT(Uケース) SMD0402
世 界 最 小 クラス ※
1 薄
0 5㎜ 薄さ 世界
最小 ※
大電流、高耐圧デバイスに適した新素材SiCを使用したMOSFET。 ロームは世界最先端、最高性能の製品で業界をリード。 IGBTとSJ MOSFETの技術を融合し、各々の良いところを 1チップ化したトランジスタ。ロームが世界で初めて量産化。 大電流、高耐圧のパワー用途に適したトランジスタ。
高速スイッチング可能なMOSFET。
幅広い製品開発で社会に貢献
創業製品でもある抵抗器では、世界初のチップ抵抗 器を開発(1974年)するなど、常に業界をリードする開 発を進めてきました。
高信頼の小型分野に加え、車載・産業機器分野に対 応するハイパワー品のラインアップを強化しています。
高輝度・高感度・高信頼性の光センサ、社内各部門と のコラボレーションにより製品化した複合モジュール の開発を行っています。
また、車載・産業機器分野への展開として高信頼性・ 車載専用ラインなどの構築に取り組んでいます。
タンタルコンデンサは、チップ積層セラミックコンデ ンサと比べ、小型・大容量、温度特性、DCバイアス特 性が優れています。世界最小の小型パッケージ品を ラインアップしています。
抵抗器
独自のデバイス技術と精密加工技術の融合により、 世界最小・薄型化を可能にしました。
小型分野に加え、車載・産業機器分野に対応するハイ パワー化も進めています。
LED
主に光ディスクやレーザプリンタ・複写機などで使わ れており、業界トップシェアを争っています。
直近ではモーションセンサやHDD熱アシスト磁気記録 などの新規分野の創出に向けて開発を進めています。
半導体レーザ
タンタルコンデンサ
オプティカルモジュール
ディスクリート
・
モジュール事業 ハイライト
Passive Components / Opto Electronics
Modules
極小で鮮やか
小型化に貢献
ハイパワー シャント抵抗器 (5Wクラス)
超大容量 TCSOシリーズ
省エネに貢献
高速・高精細化
高精度に感知
PICOLED®シリーズ
RLD4BPMP2
RLD2BPNK52BPNK5
マルチビームレーザ
一体型近接センサ
モータ
ウエアラブル機器 レーザプリンタ
スマートフォン
スイッチング電源モジュールは、確かな品質でさまざ まな分野に採用されています。
LSIやディスクリートで培った技術のトータルソリュー ションで、お客様に最適な製品を提供します。
電源モジュール
サーマルプリントヘッド
コンタクトイメージセンサヘッド
無線通信モジュール
京都駅前に
Lighting
ショールームが
OPEN
2014年4月、京都駅前にあるローム京都ビジネスセンター内に最新のLED 照明テクノロジーを見て、触れて実感できるショールーム『ROHM Lighting Square』を開設しました。空間展示によるあかりのシミュレーションをはじめ ロームのHEMSシステムも体感できます。
『ROHM Lighting Square』はビジネスのお客様向けの予約制ショールームです。 半導体技術、厚膜印刷技術、薄膜製膜技術の3つの 基本技術で、常に業界をリードしています。
画期的な小型軽量化と高性能を両立した密着型コン タクトイメージセンサヘッドです。
近距離無線の各種方式に対応した無線通信モジュール を豊富にラインアップしています。ローム製のベース バンドICと高周波モジュール設計により、高い通信ク オリティを実現しています。
LED Lighting
製
品
品
質
の
革
新
ロームグループでは、LED照明を中心 に、LED素子からドライバIC、高効率 電源モジュールまでLEDのトータル ソリューションを提供しています。
直管形LEDランプ 190lm/W
業界最高効率※
※2014年6月ローム調べ
No.
ナンバーワン1
発光効率
業界
BP527シリーズ527シリーズズ BP522シリーズ
国内電波認証 取得済み
小型化に貢献 充実のラインアップ
セットの電源の小型化・軽量化に貢献
レジスタ
HEMSのイメージ スキャナ
次世代技術の研究開発
次世代を見据えて
業界をリードする開発を進 めており、その先進性が認 められています。
高速スイッチング性に優 れ、Si(シリコン)デバイスで は不可能だった高周波アプ リケーションへの活用が期 待されています。
わずかな血液で数分間のう ちに糖尿病や炎症マーカー などを測定するシステム。 日本のみならず、ヨーロッパ でも販売を開始しています。
新材料を積極的に取り入れることで、高効率・小型化をブレイクスルーする新デバイスの 開発にチャレンジしています。
次世代を見据えた新技術開発においても、パワー 分野やセンシング技術を中心に材料、設計、製造、 品質向上に至る調和の取れた研究開発活動を展開 し、まったく新しい技術の創造を目指しています。
省エネ、安全、安心な社会を目指し、ヘルスケアから低消費電力システムを実現する センサネットワークまで幅広い研究開発を進めています。
Sensing
ローム株式会社 研究開発本部 新規事業推進部 部長
谷内 光治
SiC
(シリコンカーバイド)
GaN
(ガリウム・ナイトライド)
微量血液検査システム 「バナリスト®(Banalyst)」
Power
Power
開発を進 進性が認 められています。
高速スイッチング性に れ、Si(シリコン)デバイス は不可能だった高周波ア リケーションへの活用が 待されています。
います。
省エネ、安全、安心な社会を目指し、ヘルスケアから低消費電力システムを実現 センサネットワークまで幅広い研究開発を進めています。
GaN
(ガリウム・ナイトライド)
術開発におい 中心に材料 れた研究開発 創造を目指して
業界をリードする開 めており、その先進
新材料を積極
開発にチャレンジしてい
SiC
(シリコンカーバイド)
M2M市場にロームの成長の大きな可能性
M2M、トリリオン(1兆個)センサなどさまざまな言葉で議論されているWSN(ワイ
ヤレスセンサネットワーク)は2020年に全世界で本格的に立ち上がってきます。新規 事業推進部はWSNに取り組んでおり、ロームグループの得意とするセンサ・通信 LSI・低消費MCUなどの技術を効果的に組み合わせ、モジュールレベルでのビジネスを 展開しようとしています。特にロームの独自技術であるCIGSイメージセンサやバイタル 信号のセンサをメディカルやヘルスケアといった新しい分野で製品化してまいります。
近赤外線で皮下血管などを 観察できます。人体に無害の ため、医療用途への活用が 期待され、日本大学との共同 研究もスタートしました。
CIGSイメージセンサ
光学センシング技術で運動 中でもリアルタイムに脈拍 などが測定できるウエアラ ブルバイタルセンサを開発し ています。
バイタルセンサ
電源、配線、メンテナンス不要 の無線システム。2014年2月 に奈良・當麻(たいま)寺に日 本の寺社として初めて導入さ れました。
EnOcean(エンオーシャン)
開発
て
イスの いても パワ
入れることで、高効率・小型化をブレイクスルーする新デバイ いても、パワー
、設計、製造、 発活動を展開
ています。
経営品質の革新
ロームグループではISO26000に基づいた グローバルなCSRマネジメントを目指しています。 そのためにCSR推進体制の強化を図るとともに、 ISO26000に沿って、バリューチェーンを見渡して 重点課題を析出し、取り組みテーマ、計画、目標を設定しています。
組織統治
人権/労働慣行
環境
公正な事業慣行
消費者課題
(お客様への対応)コミュニティへの参画および発展
■ CSR月間■ 海外生産会社6社にてEICC監査を受審
■ 社会的責任投資における評価
■ サプライチェーンにおける人権尊重
■ イノベーション勉強会
■ 従業員組合共催イベント“秋フェス”開催
■ 環境負荷低減活動
■ ローム京都駅前ビルにおける取り組み
■ コンプライアンス 体制・行動指針 (ロームグループ行動指針改訂)
■ サプライチェーン全体でのCSRの普及・浸透
■ 紛争鉱物の不使用に向けた取り組み
■ リスクマネジメント・BCM体制
■ 品質保証体制の更なる強化
■ 情報セキュリティマネジメントシステム認証 (ISO/IEC27001)取得
■ 社会貢献活動(教育、文化・交流、環境)
■ フィリピン台風30号被災地支援活動
2013年度取り組みハイライト
Management Quality
Innovation
ISO26000 7つの中核主題
CSRの目標・計画と実績
組織統治
人 権
労働慣行
環 境
公正な 事業慣行 消費者課題
(お客様への対応)
コミュニティへの 参画および発展
組
織
統
治
環
境
公
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計
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績
人
権
労
働
慣
行
経
営
品
質
の
革
新
経営品質の強化に
全力で取り組んで
まいります。
CSRコミットメント
ローム株式会社 常務取締役 品質担当、新規事業創出担当 [委員長] 品質委員会、
中央安全衛生委員会、CSR推進委員会
高須 秀視
応用物理学会フェロー [客員教授] 清華大学、浙江大学、 西安交通大学、大阪府立大学
経営品質と会社の品質
グループを挙げてCSR推進に
取り組みます
品質委員会を通じ
品質第一を徹底します
QCDS
+
製品品質
CSR
経営品質会社の品質
半導体・電子部品業界では、お客様は単に品質が良 いだけでは製品の購入の判断はされず、QCDS(=品 質、コスト、納期、サービス)などの「製品品質」に、CSR (企業の社会的責任)である「経営品質」を加えた「会社 の品質」という総合的な見方で製品の購入を判断され る傾向が強まっています。
ロームでは「会社の品質」をさらに向上させるべく活 動を進めています。
2012年度、ロームグループでは国内外生産会社20
社に「CSR推進責任者」を任命するとともに、「CSR推進
委員会」を設置し、月に1度の開催を継続しています。 また、CSR活動の実施状況の確認として、各々の会社 では自主的に「CSR内部監査」を実施し、さらにローム CSR室によるEICC(電子業界CSRアライアンス)行動規 範に基づく「CSR統括内部監査」を受審しています。この
監査結果を各社へ水平展開することで、問題点の共有化 を図りグループ全体のレベルアップを目指しています。 2013年度にはロームグループ海外生産会社6社に おいて、自主的に「EICC監査」を受審し、更なるCSRの 向上につなげています。2014年度にはロームを含む 国内生産会社6社においても「EICC監査」の受審を計 画しています。
ロームは「つねに品質を第一とする」という企業目的 を掲げ、開発・生産・販売活動を実施しています。われわ れの品質に対するこれまでの考え方は「QCDS全てに 対する品質」という考えであり、普遍的で概ね生産者側
の視点でとらえてきました。一方、世界では品質は、「お
CSR活動ハイライト
ロームグループでは2007年にロームCSR推進室(現 CSR室)を設け、社会貢献などの活動を開始しました。 2011年の国連グローバル・コンパクトへの加盟を皮 切りにロームグループのCSRは「経営品質を高める活 動」と位置づけを変え、CSR変革3カ年計画を策定し、着 実に実行してきました。
今後は国内外のお取引先様を含めたサプライチェー ン全体でのCSR活動や全生産会社におけるEICC監査 受審などバリューチェーン全体でCSRのレベルアップを 図っていきます。
ステ−クホルダ−の皆様からCSRへの期待が急速に高ま るなか、ロームグル−プでは社員への啓発を目的として CSR研修をグロ−バルに展開しています。
ロームにおける階層別CSR研修などの受講者は年間 300名を超えています。
さらに、ロームグル−プで2013年度に実施した営業職対 象CSR研修の受講者は国内で253名、海外では200名を超 え、ロームグル−プのCSRの取り組みや、お客様からのCSR 監査・紛争鉱物などについての理解を深めています。 特に海外では世界の電子機器・部品工場が集中している 中国(上海・深圳)での研修を始め、アセアン・インドの販売 を拡大する上で重要な役割を果たしているシンガポール、 欧州全域の主管窓口であるドイツでの研修を通じて、EICC や紛争鉱物の重要性の理解を深めました。
2014年度は、アメリカ、韓国、台湾の営業・開発拠点での 研修を実施していきます。
ロームグループのCSR推進活動
CSR研修の実施
■ ロームグループのCSR変革3カ年計画
●
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●●
●
日本●
●
●
中国韓国
台湾
アメリカ
●
●
●
●
11∼50名規模の研修
● 1∼10名規模の研修
■ 2013年度CSR研修実施国数 16カ国
ドイツ、フランス、スペイン、 イギリス、ハンガリー、 フィンランド、 ポーランド、 ロシア
シンガポ−ル、 フィリピン、 マレ−シア、タイ、 インド
2007年
・ロームにCSR推進室を設立
2011年(1年目)
・国連グローバル・コンパクト(UNGC)に加盟 ・CSR推進室が社長直轄組織へ
・CSR委員会新設(委員長:社長)
2012年(2年目)
・CSR推進室からCSR室へ
(「経営品質」を高めるCSR活動開始) ・取引基本契約書にEICCの文言を追加 ・CSR統括内部監査による検証開始(1回/2年) ・ISO26000による検証開始(1回/年) ・国内外生産会社にCSR推進責任者
(管理部門長)を任命し、CSR推進委員会を新設 スタート
2014年
・海外お取引先様 CSR調達訪問確認開始 ・国内生産会社6社にてEICC監査受審 ・海外CSR研修継続実施
更なる 飛躍へ
2013年(3年目)
・ロームグループCSR調達ガイドライン制定 ・CSR調達セルフアセスメントツール制定 ・お取引先様 CSR調達推進説明会開催 ・国内お取引先様CSR調達訪問確認開始 ・ロームグループ行動指針第4版発行
(UNGC、ISO26000、EICC行動規範に準拠) ・CSR月間開催
・ロームグループ各社にCSRリーダー(部門長)任命 ・海外生産会社6社にてEICC監査受審
ジ
ャ
ン
プ
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革
CSR推進活動の強化
ホ
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中国韓 韓
●
●
11∼50名 1 ∼
経
営
品
質
の
革
ロームでは、取締役会において取締役がグループ経営に 関し、十分な議論のうえに的確かつ迅速に意思決定できるよ う、その人数を10名以内と定め、その機能を高めています。 また、独立した社外取締役2名を選任し、取締役による相互 監督機能の強化を図っています。
取締役の役員報酬および役員賞与に関しては、取締役報 酬協議会が当該期の連結経常利益を評価指標とする業績 連動型報酬制度に基づき決定し、取締役の経営責任の明確 化に努めています。
経営の透明性・客観性を確保するため、監査役会を構成す る5名の監査役は全員を独立した社外監査役としています。 各監査役は、取締役との面談、取締役会などの重要な会 議への出席や業務の調査などを通じて、取締役の業務執行 を監査しています。
また、会計監査人や内部監査部門と連携し、監査精度の 向上を図っています。
内部監査部門として監査室を設置しています。監査室は、 ロームグループ全体の業務について、社員との面談や文 書・帳票類の査閲などを実施しています。
また、監査役や会計監査人とも連携し、社内規定の準拠 性、資産の健全性などを監査しています。
コーポレート・ガバナンス体制
取締役会(取締役)
ロームグループは、創業当時より「企業目的」「経営基本 方針」などの目的・方針の実践を通じて、ステークホルダー の皆様との相互信頼関係を構築することで、グループの持 続的な成長と、社会の健全な発展に貢献してきました。 この「企業目的」「経営基本方針」などを基盤として、CSR の側面から、グローバルな視点で誠実に事業活動を行い、 社会の持続的な発展に貢献するために定めたものが「ロー ムグループCSR基本方針」であり、これらをより確実に実行 していくうえでの倫理上の基本ルールを定めたものが 「ロームグループ行動指針」です。
「企業目的」「経営基本方針」などの目的・方針は不変です が、「ロームグループCSR基本方針」および「ロームグルー プ行動指針」は、ステークホルダーの皆様の期待にこたえ ていくために、変化する社会的要請や、国連グローバル・コ ンパクト(UNGC)、ISO26000、EICC(電子業界CSRアラ イアンス)行動規範といった最新の国際規範などに沿って、 進化していきます。
CSRマネジメント
社会の持続可能な発展への貢献
監査役会(監査役)
内部監査部門
株
主
・
投
資
家
の
皆
様
社
会
・
地
域
の
皆
様
お
取
引
先
様
お
客
様
社
員
社会的要請や国際規範など ステークホルダーの皆様
UNGC
EICC ISO
26000
■ コーポレート・ガバナンス体制図
連携 連携
選任・解任
連携
グループ関係会社 (国内・海外)
会計監査人 監査
執行機能 監査機能
生
産
部
門
営
業
部
門
管
理
部
門
研
究
・
開
発
部
門
監査室
(内部監査部門)
2014年3月31日時点
品
質
委
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会
中
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全
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生
委
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会
環
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報
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委
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S
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推
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委
員
会
CSR委員会 CSR室(事務局)
代表取締役 (監査役会)監査役 取締役
(取締役会) 株主総会
ROHM GROUP
<ロームグループ行動指針>
ロームでは、CSRをサステナブル経営の軸と捉えていま す。長期的な展望と現下の課題、多様なステークホルダー の皆様からの要望に対して、迅速な意思決定を図ることを 目的として、2011年6月からCSR室を事務局とした「CSR委
員会」を設置し定期的に開催しています。
CSR委員会では社長自らが委員長を務め、下部組織の各 委員会のCSRに関する活動や計画について報告・審議する ことで、CSRマネジメントの強化を図っています。
CSR委員会の開催
グローバルにCSRの更なる推進を目指します
ロームグループの社員が一丸となりCSRに取り組む ことがCSRマネジメントの向上には不可欠だと考えてい ます。そのため、CSRの重要性を社員が理解し、自ら行動 に移すことを目指し、ロームグループ共通で「CSR月間」 を設けさまざまな活動を実施しました。今後も「CSR月間」を通じて社員 一人ひとりにCSRの重要性を浸透 させ、グローバル
なCSR活動を推進 してまいります。
ロームグループではCSRマネジメントに関する社内の理 解を深めるため、2013年より10月を「CSR月間」と定め、 CSR研修を通じた啓発活動や、CSR監査対応などの取り組 みを展開しました。
CSR月間
ローム株式会社 CSR室 室長
村井 俊文
❶ トップメッセージの発信
❷ CSRリーダー(部門長)の任命
❸ CSRリーダー研修の実施
❹ CSR意識調査の実施
❺ ロームグループ行動指針の改訂とその浸透
❻ 労働と倫理のマネジメントシステムの確立
❼ CSR内部監査の実施
❽ 海外生産会社6社におけるEICC監査の受審
■ 2013年度ロームグループ「CSR月間」実施事項
われわれは、お客様に対しては、優れた品質、性能を有する商品と適時的確なサービスを安定的に供給 することにより、お客様の満足と信頼を得ることを目指します。また、お客様への誠実な対応を心がけ、商 品の安全性を最優先し、それに関する情報の適切な開示に努めています。
われわれは、お取引先様に対しては、公正で合理的な基準によってお取引先様を選定するとともに、お取引 先様との信頼関係を大切にし、対等かつ公正な取引を行い、お互いが繁栄することを目指しています。
われわれは、社員に対しては、安全・快適で働きやすい職場環境を確保するとともに、人間性と個性を尊重し、 公正で明るい職場をつくり、一人ひとりの働きがいを高めることを目指しています。
われわれは、株主・投資家の皆様に対しては、継続的な企業価値の向上を実現させ、適正な利潤を確保 することにより、株主・投資家の皆様へ還元することを目指すとともに、積極的かつ幅広いIR活動を通じ て説明責任を果たしています。
われわれは、社会・地域の皆様に対しては、各国、地域社会との交流を深め、それぞれの文化、慣習を尊重 するとともに、社会貢献活動や文化・芸術活動などの実施または支援活動を行っています。また、事業活 動を通じた地球環境保全活動を積極的に行っています。
お客様
お取引先様
社員
株主・投資家の皆様
社会・地域の皆様
われわれは、「企業目的」「経営基本方針」などの目的・方針に則り、グローバルな視点で誠実に事業活動を行い、
社会の持続的な発展に貢献します。また、以下のとおりあらゆるステークホルダー(利害関係者)の皆様と 良好な関係を構築し、社会からの信頼を得て、企業の持続的な発展を目指します。
■ ロームグループCSR基本方針
「CSR月間」を通じてロームグループの全社員にCSRの 重要性を理解してもらうことにより、グループ一丸となって CSRへの取り組みを強化し、社会からの期待にこたえ、世界 中のステークホルダーの皆様から選ばれる企業を目指して います。
経
営
品
質
の
革
新
組
織
統
多くの電子機器メーカは、サプライヤーがEICC(電子業 界CSRアライアンス)行動規範などのCSRに関する基準を 満たしているかどうかを検証するために「CSR監査」を実施 しています。
ロームグループでも、こうしたCSR監査を受審しており、 お客様によるCSR監査を自らの経営品質を高めるための重 要な機会と位置付けています。これらの監査でご指摘いた だいた事項を着実に改善することで、CSRマネジメントの更 なる基盤強化を図っています。
ロームグループでは、外部からの監査に加えて、2012年 度からCSRに関する2つの内部監査を開始しています。 年1回実施する「CSR内部監査」は、主要な国内外生産会 社20社がEICC行動規範への適合状況を自己検証する監 査です。また、2年に1回、ローム本社のCSR室がこれら国内 外生産会社を監査する「CSR統括内部監査」を実施し、各社 のCSR内部監査実施状況やEICCへの適合状況などを検証 しています。
CSR監査
お客様からのCSR監査
ロームグループではEICC行動規範への適合状況を確 認するため、お客様からの「CSR監査」に加え自主的に 「EICC監査」の受審を開始しました。
この監査はEICC行動規範に準拠できているかを確認 されるもので、電子機器業界においては最も厳しい監査 の1つになります。
2013年度はCSR監査の要請頻度が高いタイ、フィリピ ン、中国(天津・大連)、マレーシア、韓国にある海外生産会 社6社がEICC監査を受審しました。
2014年度は国内生産会社6社の受審を予定しています。
海外生産会社6社にてEICC監査を受審
CSR内部監査システムの構築
■ CSR内部監査とCSR統括内部監査
ロームグループ
生産会社 ロームグループ生産会社 ロームグループ生産会社
・・・ロームグループ国内外生産会社20社 CSR
内部監査 内部監査CSR 内部監査CSR
ロームグループ 生産会社
CSR 内部監査
ロームグループ 生産会社
CSR 内部監査 ローム(本社)CSR室
CSR統括内部監査
主に電子機器関係のメーカーや大手サプライヤーに よって構成される団体が策定した規範。「労働」「安全衛生」 「環境保全」「倫理」とこれらに関連した「マネジメントシ
ステム」からなる。
■ EICC(電子業界CSRアライアンス)行動規範とは
EICC監査 第三者監査機関
ビューローベリタスジャパン株式会社 様
2013年、ロームグループの海外生産会社6社でEICC 監査を担当いたしました。
弊社では工場単位のEICC監査を担当する機会が急増 していますが、グループ一斉展開というローム様の取り組 みは、グローバル展開する私どもにとっても初の経験でした。 世界的に先進的な試みではないでしょうか。
マネジメントシステムや運用状況を、業界共通の EICC行動規範に基づき、社員へのインタビューも含め て第三者機関が評価することは、経営品質を高める上 で効果的です。
今後も公平・中立な立場で監査を通じて課題を抽出 し、経営の見える化のお手伝いが
できれば幸いです。
ビューローベリタス ジャパン株式会社 執行役員
システム認証事業本部 戦略事業部 部長
岡崎 久喜 様
ステークホルダーの声
国内外生産会社20社における指摘エリア(分野別) ■ 2012 - 2013年度 CSR統括内部監査ハイライト
49%
16% 12% 11% 8% 4%
工場
危険物/廃棄物倉庫/付帯設備 食堂 労働/倫理/人権 事務所/医務室/休憩室 寮
社長および各取締役による決算説明会を年2回開催、海外 投資家訪問についても年2回実施しています。
また、証券会社主催のカンファレンスなどにも積極的に参 加しています。
決算説明会/インフォメーションミーティング
世界中の株主・投資家の皆様に対して、業績動向をはじ めとする企業情報をタイムリーに開示するなど、IR活動を 通じて積極的なコミュニケーションを図っています。 またディスクロージャーポリシーを定め、公正で正確な 情報のタイムリーな提供に努めています。
適時適切なIR活動
から高い評価を受け、さまざまなSRIインデックスの構成銘 柄に選定されています。
企業の社会・環境・倫理的側面を投資の判断基準とする 社会的責任投資(SRI)において、ロームはSRI関連評価機関
社会的責任投資における評価
ロームグループの多くの会社では、従来から国際規格に 準拠したマネジメントシステム規格の認証を取得しています。
国際規格に準拠したマネジメントシステム
個人投資家の皆様にもタイムリーに情報を提供するため、ホームページに株主・投資家の皆様向けのページを設 けています。
決算短信、有価証券報告書などの 開示書類に加えて、アニュアルレポー ト、決算説明会資料、財務データの推 移など幅広い投資関連情報をわかり やすく掲載しています。
株主・投資家の皆様とのコミュニケーション
ホームページでの情報開示
■ ロームが組み入れられているSRIインデックス
<株主・投資家情報>
http://www.rohm.co.jp/web/japan/investor-relations
http://www.rohm.co.jp/web/japan/certification-of-quality-and-environmental
FTSE4Good Indexes Series MS-SRI
ISO9001, ISO/TS16949
ISO14001
ISO/IEC27001
ロームグループ各社で ISO9001 の認証を取得しており、 主要生産拠点は ISO/TS16949 の認証も取得。
ロームが2013 年度に取得。(P.30ご参照)
OHSAS18001
ロームが 2013 年3月に取得。
ロームグループ国内外生産拠点での取得を目指し活動を展開中。
■ マネジメントシステム構築状況
ロームグループ全体で ISO14001 に準拠した マネジメントシステムを構築。
※ロームと国内関係会社、ROHM Korea Corporationは統合システム による第三者認証を取得。海外グループ会社はISO14001規格に基づ いた自己宣言による環境マネジメントシステムを構築
EICC行動規範に基づくCSR内部監査を実施しています
SiCrystal AG President/CFO
Roland Reichsteinn
ドイツの生産会社ではCSR推進委員会が中心となりCSR研修 や省エネ活動などさまざまな活動に積極的に取り組んでいます。 またCSR内部監査として、毎月EICC行動規
範の項目に沿って関連資料や現場巡視などを 実施し、規範への適合状況を確認することで、 CSRマネジメントシステムの更なる向上に努 めています。
経
営
品
質
の
革
新
組
織
統